貞子【2019年公開】レビュー
【あらすじ】
心理カウンセラーの茉優(池田エライザ)のもとに、ひとりの記憶障害の少女が入院してくる。
やがてその少女は、1週間前に公営団地で起きた放火事件の犯人・祖父江(ともさかりえ)が人知れず生み育てていた子供であることが判明。
少女と真摯に向き合う茉優だったが、次第に彼女のまわりで奇妙な出来事が起こり始めるー。
一方、WEBマーケティング会社に勤める祐介(塚本高史)の薦めで動画クリエイターとなった、茉優の弟・和真(清水尋也)はアクセス数の獲得に焦るあまり、
心霊動画を撮ろうとその火災跡に忍び込むが、動画をアップしたのちに消息を絶ってしまう。茉優は拡散された動画を探し出し、再生してみると、和真の背後に長い髪の女が立っていて……
【感想】ネタバレなし
オチはやはり...という感じ。
和ホラーの代表幽霊と言っても過言ではない貞子の映画です。
貞子の怨念はとにかく強いという印象です。
洋ホラーとは違いじわじわくる感じの今作は鑑賞していてじれったくなることでしょう。
貞子が登場人物をじっくり料理しているのが伝わってきます。笑
貞子はリングから始まり、ハリウッドデビューも行われ、近年ではタイトルが貞子と付きリニューアルされ、貞子フィーバーが止まりませんね。
これからも貞子の映画は出てくると思いますが、毎回貞子はどんな料理をするのか楽しみですね。
最後に一言！
貞子とジェイソン戦ってほしい.....
ジョーカー【2019年公開】ネタバレ
【ストーリー】ネタバレ注意！！
ネズミが大量発生し、毎日1万トンのゴミが出る混沌とした街で生活しているのが今回の主役アーサー(後のジョーカー)である。
アーサーは脳および神経の損傷で突然笑い出してしまう病を患っており通院中。アパートで母と暮らしている。
アーサーは大道芸人派遣所のピエロとして仕事をしていた。
ある日楽器屋の閉店セールの販売促進の為、売り尽くしセールの看板を持って店頭で陽気に踊りながら販売促進をしていた所、ワルガキに看板を奪われた上に、ワルガキを追ったアーサーは追撃を受け、看板は壊され殴られてしまう。
この状況を知った仕事仲間のランドルは護身のためにアーサーに拳銃を渡した。
ある日小児病棟に派遣されたアーサーは子供たちと愉快に歌って踊っていた所、護身用の拳銃を床に落としてしまった。
その日の夜。小児病棟でやらかしてしまったアーサーは派遣所のボスからなぜ拳銃を持っていたのかと電話で問われた。とっさにアーサーは小道具の銃だと嘘をついたのだが、ランドルから本物の拳銃を買おうとしたという告げ口もありクビが宣告された。
その帰り道。
電車の中で3人組のサラリーマンにからかわれている女性を横で見ていたアーサーは高笑いをした。
からかう対象をサラリーマン達は女性からアーサーへと代え、ボコボコにした。
サンドバックと化したアーサーは耐えきれず持っていた拳銃でサラリーマン達を銃殺してしまう。
アーサーは隠れる為トイレに逃げ込み優雅に踊り出した。
アーサーの中で何かが生まれた瞬間だった。
帰宅後隣人のソフィーにキスをして一夜を共にした。
翌朝アーサーはテレビでサラリーマン3人組が殺されたニュースを観ていた。
インタビューをうけたトーマスウェインは3人とも我が社のエリート社員で且つ家族だと言った。
この様な状況でも貧困層には殺人者を支持する声も一部上がっており、街を立て直す為ウェインは市長選に立候補を決意する。
アーサーは不敵な笑みを浮かべるのだった。
いつもの様に薬を処方してもらおうと病院に行った所、市の予算カットにより薬の処方が打ち止められたのである。
ある日の夜。ソフィーとのデートを終え、帰宅したアーサーは母がウェインに手紙を書いている事を知り、勝手に中身を読んでしまう。
そこには母とウェインは夫婦であるという衝撃の内容が記されていた。
そんな最中、上流階級への不満が高まる市民はピエロの仮面を被り、市長に当選したウェインに対してデモ活動をしていた。
コンサートに忍び込み、ウェインに接触したアーサーは親子関係について質問するが否定され、衝撃の事実が伝えられる。
それはそれらの戯言は母の幻想であり、実際母は養子としてアーサーを迎え、逮捕歴があったのだと。
嘆く日々の中一報がある。
それは憧れのフランクリンショーにゲストとして参加して欲しいという内容であった。
喜びも束の間ウェインの言ったことが本当か確認する為病院に向かい、資料を強奪したアーサーは母親の妄想障害や恋人からアーサーへの虐待があったこと、その黙認、養子関係である事などが記載されていたことを確認する。
アパートへの帰ったアーサーはソフィーの部屋へ入り、テレビを眺める。
ソフィーが帰宅後アーサーへ放った言葉は衝撃の一言だった。
『何しているの？部屋間違えてるわよ。たしかアーサーでしょ？出てって。』
そこでアーサーはソフィーとの関係は全て自身による妄想であったと知る。
部屋を出た後脳卒中で入院中の母の元へ向かう。
そして人生は悲劇ではなく喜劇であると悟ったアーサーは母を枕で窒息死させるのである。
後にフランクリンショーの控え室でアーサーはマレー(司会者)にジョーカーと紹介してくれと頼む。
ジョーカーの誕生である。
ゲストとして登場したジョーカーにマレーはネタ披露をお願いする。
ジョーカーはネタ帳を開き「ノック、ノック。警察です。息子さんが酔っ払いに轢き殺された」と披露。周囲から非難の声があがり、ジョーカーは改めてこう言った。
「証券マンを3人殺した」
陽気な空気から重たい空気へと変わり、マレーは深刻な表情でジョーカーを否定した。
笑いものにされる為に番組にオファーされていると解釈したジョーカーは怒り生放送中にも関わらずマレーを撃ち殺し警察に逮捕された。
刑務所に輸送中、ジョーカーが見た外の街は暴徒で溢れ返った街だった。
輸送中突然暴徒が運転する救急車が警察車両に突っ込みジョーカーを救い出した。
ジョーカーは起き上がり暴徒達の歓声の中、踊り出した。
ジョーカーはこの時暴徒達の象徴となっていた。
そして暗転。
病院に送られたジョーカーはカウンセラーに「ジョークを思いついて」と言い、どんな？と聞かれると「理解できないさ」と伝え、その後血の足跡を付けながら部屋を出るジョーカーの姿があった。
The end
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アラジン【2019年公開】レビュー
【あらすじ】
貧しくも清らかな心を持ち、人生を変えたいと願っている青年アラジンが巡り合ったのは、王宮の外の世界での自由を求める王女ジャスミンと、３つの願いを叶えることができるランプの魔人ジーニー。果たして3人はこの運命の出会いによって、それぞれの本当の願いに気づき、それを叶えることはできるのか？
【感想】ネタバレなし
心躍るミュージカル映画！
アラジンのストーリーは皆さんご存知だと思うので省略しますが、アニメ版のアラジンを最高の音楽と映像美で忠実に再現されています。
原作とは違うオリジナル歌もありますし、ジャファーとの戦いに終始引き込まれます。
色々なものに縛られているジャスミンの葛藤が強く描かれている映画だなと思いました。
あと意外とウィルスミス版ジーニーには違和感なかったです。
ディズニー好き、アラジン好き、ミュージカル好きの方は間違いなくチェックするべき作品です。
最後に一言！
カレー食べながら鑑賞したら臨場感増すかも！？
シェフ 三ツ星フードトラック始めました【2015年公開】レビュー
【あらすじ】
ロサンゼルスの有名レストランで料理長を務めるカールは、口うるさいオーナーや自分の料理を酷評する評論家とケンカして店を辞めてしまう。
心配する元妻イネスの提案で、息子パーシーを連れて故郷のマイアミを訪れたカールは、そこで食べたキューバサンドイッチの美味しさに驚き、フードトラックでサンドイッチの移動販売をすることを思いつく。
カールはイネスやパーシー、仲間たちの協力を得て、マイアミからニューオリンズ、ロサンゼルスへと旅を続けながら、本当に大切なものを見つけていく。
【感想】ネタバレなし
親子の絆について考えさせられる映画！
仕事に取り憑かれ子供の事など気にもしなかった父が、仕事を辞めた事をきっかけに変化が生じるお話です。
仕事をしている上で自分がやりたいのに上層部の判断によって出来ない事はよくある話だと思いますが、自己実現が難しい環境は果たして幸せな環境だと言えるのか考えさせられました。
それとSNSについても考えさせられました。
SNSは使い様によっては良い様にできるし、悪い様にもできる諸刃の剣ですが、SNSの投稿ひとつでどこまで影響するかは誰にも分からない事を気付かされました。
今作はSNSの良い部分、悪い部分どちらも反映されているので、SNS世代には是非一度鑑賞して頂きたいと思いました。
最後に一言！
お腹が空く映画ですね。
シェフ 三ツ星フードトラック始めました【Blu-ray】 [ ソフィア・ベルガラ ]
ジョーカー【2019年公開】レビュー
【あらすじ】
「どんな時も笑顔で人々を楽しませなさい」という母の言葉を胸にコメディアンを夢見る、孤独だが心優しいアーサー。都会の片隅でピエロメイクの大道芸人をしながら母を助け、同じアパートに住むソフィーに秘かな好意を抱いている。笑いのある人生は素晴らしいと信じ、ドン底から抜け出そうともがくアーサーはなぜ、狂気溢れる<悪のカリスマ>ジョーカーに変貌したのか? 切なくも衝撃の真実が明かされる！
【キャスト】
アーサー・フレック/ジョーカー / ホアキン・フェニックス
マレー・フランクリン / ロバート・デ・ニーロ
ソフィー・デュモンド / ザジー・ビーツ
ペニー・フレック / フランセス・コンロイ
【感想】ネタバレなし
運命に見放された男。
ジョーカーが誕生した理由を紐解いていく話ですが、とことん運命に見放されコメディ好きな心優しいアーサーが悪に染まっていくのは衝撃的でした。
貧富の差が広がる世の中において、ジョーカーの言動は視点によってみえ方が全然違うと思いました。
ジョーカーの言動はカリスマ性があるという見方もできれば、ただの異常者との見方も出来ます。だからこそ上映中に様々なトラブルがあったり上映を見送る映画館が出てくるのは当然だと思いました。
バットマンは出て来ませんし、戦闘シーンも殆ど無い作品です。
戦闘シーンが観たい方は思っていた作品と違う印象を受けるかもしれませんが、ジョーカーと向き合える唯一の作品なので、一度ジョーカーと向き合ってみてはいかがでしょうか？
最後に一言！
笑う門には福来る？
ジョーカー ブルーレイ＆DVDセット(2枚組／ポストカード付)(初回仕様)【Blu-ray】 [ ホアキン・フェニックス ]
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イエスマン【2009年公開】レビュー
【あらすじ】
仕事にもプライベートにも「ノー」「嫌だ」「パス」と答える極めて後ろ向きの男、カール・アレン(ジム・キャリー)。
親友の婚約パーティーまですっぽかし、「生き方を変えない限り、お前はひとりぼっちになる」と脅されたカールは、勇気を振り絞り、とあるセミナーに参加。
“意味のある人生を送るための、唯一のルール”は、全てのことに、それがどんな事であっても「イエス」と言うだけ。
何事も否定せず「イエス」を連発、偶然知り合ったアリソン(ゾーイ・デシャネル)は、彼の積極的でユーモアのある人柄に惚れ込む。
人が変わったように運気をどんどん上げていくカール。
だが全てが好転し始めたとき、思わぬどんでん返しが待っていた・・・?
全てに“YES”と言ったらどうなるか、を実際に試してみたBBCラジオディレクターの体験実話が原作の『イエスマン “YES”は人生のパスワード』。
【感想】ネタバレなし
イエスの選択で人生は大きく変わる！
ジムキャリー演じるカールの面白おかしい演技が魅力です！
生きている上で様々な選択肢があると思いますが、その時にイエスしか言えないルールはあまりにも酷だと思いませんか？
お金頂戴？イエス。
休日出勤してくれる？イエス。
私には出来ないと思いました。でもそれをやるのが今作です。
ちょっと危険かもしれない。もしかしたら嫌われるかもしれない。もうそんな考え方はなし！選択肢があれば答えはイエス！
バカみたいな設定ですが、ネガティブなカールがイエスという選択をする事でどの様な人生を送るのか気になりませんか？
イエスという言葉にパワーを感じました。
もしかしたらあの時『イエス』を選択していたら....と後悔している方。
今までの選択肢で否定『ノー』を選択する事が多いと感じる方。
是非一度鑑賞してみて下さい。
もしかしたら新しい自分が見つかるかもしれませんよ。笑
最後に一言！
YES I CAN！
ドライブアングリー【2011年公開】レビュー
【あらすじ】
凶悪なカルト教団にに愛する家族を奪われ、復讐の旅を続けるジョン・ミルトン(ニコラスケイジ)。その危険な旅に巻き込まれてしまったウエイトレスのパイパー。
二人の旅は、FBIを名乗る男の追撃を受け、危険度を増していく――。
果たしてミルトンとパイパーの運命は?追う者と追われる者、男のプライドをかけた壮絶な戦いは限界を超えて加速する。
【感想】ネタバレなし
危険な男！
グロあり、エロあり、ガンアクションありでミルトンが暴れます。
ニコラスケイジはこういう悪オヤジの役が似合いますね。
単純なアクション映画と思っていましたが、途中から話の展開が変わります。
B級感は多少あるものの、スッキリ爽快な気分になりたい時にはオススメできる作品です。
最後に一言！
ドライブに危険はつきものだぜ。
